発言者の誕生日で調べる『5月』

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 ・5月7日  ・5月8日
 ・5月15日  ・5月20日
 ・5月22日  ・5月25日




5月7日生まれ

 ■ タゴール(詩人。アジア最初のノーベル文学賞受賞者)

 □『タゴール詩集』より

   「すべての嬰児は
    神がまだ人間に絶望してはいない
    というメッセージをたずさえて生れて来る


   「
花はその花弁のすべてを失って
     果実を見いだす


   「
彼らは憎み、また殺す、
    そうして人々は彼らをたたえる。
    しかし神は赤面してその記憶を
    いそいで青草の下にかくす


   「
人間の歴史は
    虐げられた者の勝利を
    忍耐づよく待っている


   「
もし彼らが背を向けて、
    荒野を横ぎる時にお前を見捨てるとも
    おお、運のわるい男よ
    足の下に茨を踏みつけ、
    ひとりで血のしたたった道を旅して行け
    夜が嵐でどよめいている時
    もし彼らが光を高く掲げないとしても
    おお、運のわるい男よ
    苦悩の雷火でお前自身の胸に火を点じて
    それをただ一つ燃えさせるがいい


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5月8日生まれ

 ■ 曙太郎(Kー1ファイター、元横綱)

 □『曙』より

   「“やりたいこと”があるなら、
     
やらなければ後悔する

   「心配していても仕方ないじゃないか。

    
新弟子になったつもりで、稽古するしかない。
    
勝てなければ、もっと稽古すればいい。
    
負けたら、ドン底からはい上がってくればいい

   「日本では『運も実力のうち』と言うが、

    
運をつけるためには、自分のまわりの
    
人々に感謝する気持ちを忘れず、
    
謙虚に努力を重ねていくしかない

   「全勝優勝は一度もなかった。

    
いつも、序盤戦で土を付けられた。
    
それでも、
    
そこからガタガタ崩れることなく、
    気持ちを入れ直して優勝をつかんできた。
    それが、私の誇りだ。
    それが、私が相撲で学んだ勝負魂だ

  
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5月15日生まれ

 ■ 瀬戸内寂聴(尼僧。作家)

 □『残されている希望』より

   「戦争はいかなる名目をつけようと人殺しであり、悪である

   「戦争はすべて悪だと、たとえ殺されても言い続けます

   「私は自分の手で探り当て、
    自分の頭で考えて納得したことでないと信じない

 □『ひとりでも生きられる』より

   「男女の恋の決算書は あくまでフィフティ・フィフティ

   「恋を得たことのない人は不幸である。それにもまして
    恋を失ったことのない人はもっと不幸である。

   「愛とは現在にしかないものだ。

 □『愛の倫理』より

   「おしゃれの女は、掃除が下手と見て、だいたいまちがいない

   「妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。
    やさしい心で理解されることを望んでいる。

  
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5月20日生まれ

 ■ 相田みつを(詩人)

 □『生きていてよかった』より

   「うばい合うと 足らないけれど
    
わけ合うと あまっちゃうんだなあ

   「いいことは おかげさま

    
わるいことは 身から 出たさび

 □『いちずに一本道 いちずに一ッ事』より

   「どんな理屈をつけても 戦争はいやだな

    
肉親二人
    
わたしは戦争で失っているから

   「いのち 尊し

   「外灯というのは

    
人のために つけるんだよな
    
わたしはどれだけ
    
外灯を つけられるだろうか

   「あなたがそこに ただいるだけで

    
その場の空気が あかるくなる
    
あなたがそこに ただいるだけで
    
みんなのこころが やすらぐ
    
そんなあなたに わたしもなりたい

 □『にんげんだもの』より

   「アノネ

    
ひとのことじゃないんだよ
    
じぶんのことだよ

   「トマトにねぇ

    
いくら肥料をやったってさ
    
メロンにはならねんだなあ

   
アノネ
    
がんばんなくてもいいからさ
    
具体的に動くことだね

   「
七転八倒
     
つまづいたり
     
ころんだりするほうが
     
自然なんだな 人間だもの

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5月22日生まれ

 
■ 中村修二(青色発光ダイオード開発で訴訟中)

 □『Wild Dream』より

   「自分の身を守るためにも、
    会社を頼り、安定を求めてはならない


   「
組織の論理は捨てなければならない。
    組織は独創的な考え方を
    つぶすだけだからだ


   「
自分がやりたいこと、
    自分が目ざすものがあれば、たとえそれが
    将来的にあまり光が当たりそうではなくとも、
    思い切って進むべきだ


   「
紆余曲折のない人生などあり得ない。
    安定した生活など歴史上どこにもない


   「
私が青色発光ダイオードを成功させる
    ことができたのは、この人間の証である
    “手でモノをつくる”という意識を
    忘れなかったからだ


   「
むしろ、効率が悪く、時間が
    かかった方が成功しやすいともいえる。
    失敗して その原因を一つ一つ追求していけば
    時間が かかるのは当たり前だ


   「
非常識をこそ
    徹底的に実践してみることだ


   「
個性なくして、その人はないに等しい

   「
何が確実なことかといえば、
    自分がこの目で見、この手で触れて
    確かめること以外に何があるというのだ。
    それを一つ一つ積み重ねていけば、
    エベレスト登山もいつかは可能になる


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5月25日生まれ

 
■ 浜田広介(童話作家)

 □『ないた赤おに』より

   「わたしは、おにに生まれてきたが、
    おにどものためになるなら、
    できるだけよいことばかりしてみたい。
    いや、そのうえに、できることなら、
    人間たちのなかまになって、
    なかよくくらしていきたいな


   「
なにか、一つの、
    めぼしいことをやりとげるには、
    きっと、どこかでいたいおもいか、
    そんをしなくちゃならないさ。
    だれかが、ぎせいに、身がわりに、
    なるのでなくちゃ、できないさ


   「
ドコマデモ キミノ トモダチ
               アオオニ


 □『よぶこどり』より

   「やっぱり、これが、
    おかあさんにちがいない


   「
ああ、鳥になりたい

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