人名の50音順で観る『さ行』

 ・最相葉月  ・斎藤一人  
 ・サン=テグジュペリ  ・ジェームズ・アレン
 ・重松清  ・子思  ・司馬遼太郎 
 ・ジュリアス・レスター  ・親鸞
 ・スティーブン・キング  ・瀬戸内寂聴
 ・ソクラテス


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■ 最相葉月(ノンフィクション作家)

 □『東京大学応援部物語』より

   「彼らは、応援にも勝敗があると考えていた。
    野球部が負ければ、応援が不十分だった、
    選手たちの士気を鼓舞できるほど
    客席を盛り上げられなかった応援部の
    責任だと考えるのである


   「
19 対 0で迎えた9回表。(中略)
    敗戦はもうだれの目にも明らかだった。
    ところが、応援部員たちは笑っていた。
    太鼓を叩き、声を張り上げ、叫んだ。
    『オーイ、東大、絶対にー、逆転だー』


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■ 斎藤一人(銀座まるかん創業者。高額納税で有名)

 □『斎藤一人の絶対成功する千回の法則』より

   「『幸せだなあ』と千回いったころから、
    
さまざまなチャンスが
    
自然にやってくるようになります

   「
とにかく良いところを見つけて褒めるのです。
    褒めて、褒めて、褒めまくるというくらいで
    ちょうどいいでしょう

   「私たちの未来はいつもすばらしいのです

   「ひらめきを生むには、本を読むのが一番です

   「税金をきちんと納めていると、
    結局その何倍もの見返りがあります

   「運勢という字は『勢いを運ぶ』と書きます。
    つまり、運勢は勢いです。運勢をよくしたいと
    思ったら、なんでも勢いよくしましょう

   「この世のすべてのできごとは、いまより少し
    改善するだけで、まちがいなくいい方向に進みます

   「仕事に打ち込んでいる男は、例外なくモテます

   「人間のすることは78点が満点。
    つねに22%の改善点があるから、
    人間の未来は進歩する

  
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■ サン=テグジュペリ(作家。『星の王子さま』の著者)

 □『星の王子さま』より

   「砂漠が美しいのは、
    どこかに井戸をかくしているからだよ……


   「
あんたが、あんたのバラの花を
    とてもたいせつに思ってるのはね、
    そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ


   「
心で見なくちゃ、
    ものごとはよく見えないってことさ。
    かんじんなことは、目に見えないんだよ


 □『サン=テグジュペリの言葉』より

   「
昨日流された血のゆえに 拳を振ってはならない

   「
手に入れたものによってと同様、
    失ったことを惜むもの、手に入れたいとのぞむもの、
    喪失を嘆くものによっても、
    導かれ、授乳され、成長させられる


   「
歩みだけが重要である。
    歩みこそ、持続するものであって、
    目的地ではないからである


   「
あるのはただ、前進してゆく力だけだ。
    その力を創造しなければならない。
    解決なぞ そのあとで見つかる


   「
明日の真理は昨日の過誤によって培われ、
    克服すべき矛盾背反は
    ぼくたちの成長の土壌にほかならない


   「
ひとは、過誤に過誤を重ねながら、
    火に通じる道を発見するのだ


   「
人間であるとは、まさに責任を持つことだ。
    自分には関係がないような悲惨をまえにして
    恥を知ることだ


   「
犠牲とは、おまえをなにものからも切断することなく、
    逆におまえを富ますものだ


   「
『われわれは服従すべきでしょうか、
     それとも戦うべきでしょうか?』
    生きながらえるためには服従すべきであり、
    存在しつづけるためには戦うべきである


   「
征服とは、おまえの内部に、おまえを通して、
    おまえ自身を築きあげることである


   「
人間は真理を発見するのではない。
    人間は真理を創造するのだ


   「
方法こそ異なっていても、目的は異ならない。
    目的はつねに同一である


   「
救いは一歩踏み出すことだ。さらにもう一歩。
    そして、たえずそのおなじ一歩を繰り返すことだ


   「
人間は固い水晶に穴を穿ちながら、
    ゆっくりとすすんでゆく


   「
みんなぼくを信頼してくれているのだ。
    もし歩かないとしたら、ぼくはならず者だ


   「
真の意味でぼくを豊かにしてくれたのは、
    ぼくが受け取ったものより
    多くのものを与えた場合だけだった
    ということを認めなければなりません


   「
労働の一部は身を養いますが、
    他の一部は人間を築きあげるのです


   「
彼を裁くまえに彼を理解しようと努めるべきである

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■ ジェームズ・アレン(作家)

 □『「原因」と「結果」の法則』より

   「私たちの運命を決定する神は、私たち自身の
    内側にいます。私たちの思いこそがそれなのです。

   「人間は、自分自身の人格的な欠陥を意欲的に正し、
    素早い、目に見えた進歩を遂げたとき、
    それに見合った環境の変化を体験することになります。

   「私たちの願いや祈りは、私たちの行いが
    それに調和したものであるときにのみ
    叶えられるのです。

   「苦悩は、それを体験している個人が、
    自分を存在させている法則との調和に
    失敗していることの、明確なサインです。

   「思いと目標が結びつかないかぎり、
    価値ある物事の達成は不可能です。

   「人間は、もし成功をめざすならば、
    自分の欲望のかなりの部分を
    犠牲にしなくてはならないのです。

   「あなたの人格と人生を変えることができるのは、
    あなただけなのです。

   「あなたは、あなたが夢見た人間になるでしょう。
    あなたの理想は、あなたの未来を
    予言するものにほかなりません。

   「人間は、穏やかになればなるほど、
    より大きな成功、より大きな影響力、
    より大きな権威を手にできます。

 □『「原因」と「結果」の法則(2)』より

   「その場所に問題が存在するということは、
    とりもなおさず、同じ場所で問題を解決できる
    ということにほかなりません。

   「まず、『悪いこと』に耐え、
    つづいてそれを理解し、それから学ぶことです。

   「『悪いこと』は、もしあなたがそれから何かを
    学んだならば、あなたをよりハイレベルな知恵へと
    導いたあとで、きれいに消滅することになります。

   「いきなり大きな成長を目指すのではなく、
    最初はまず、自分がもっているものを
    有効に用いて、着実な前進を心がけることです。

   「すぐにそれを行いはじめることです。
    いまいるこの場所で、この瞬間からです。

   「あなた自身を征服したならば、
    そのときあなたは、
    宇宙を征服したことになります。

   「どんな仕事をしていようと、それを行うときには、
    その上に心のすべてを集中し、
    自分の能力のすべてを注ぎ込むことです。

   「求めることのなかではなく、
    与えることのなかで、
    あなたは求めているものを発見します。

 □『運命を変える7つの学びのステージ』より

   「まっすぐな気持ちで、心から望む状況を
    心に描いて、それにふさわしい
    考えや行動を見つけだすことです。

   「性格だけでなく、能力も、
    定着した習慣です。

  
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■ 重松清(作家。2001年、直木賞受賞)

 □『走って、負けて、愛されて。ハルウララ物語』より

   
弱くても一所懸命走っている姿に、
    ほんとうに勇気づけられるんです


   「
一所懸命走るんです。
    勝ちたくて、がんばってるんです


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■子思(孔子の孫)

 □『中庸』より

   
君子の道は たとえば遠方に行くには
    必ず近き所より発足する


   「
物事は何事によらず
    あらかじめ準備をすれば成立するけれども、
    あらかじめ準備をしなければ
    失敗するものである


   「
誠は天の道なり。
    これを誠にするは人の道なり

   「これを誠にするは
    善を択んでこれを固執する者なり


   「
一旦行う上は
    篤く実行し得なければ中止しない。
    他人が一たびするときは、自分は百たびし、
    他人が十たびするときは自分は千たびする


   「
君子の及び難きところは、
    それただ人の見ず知らざる所において、
    よく独りを慎み
    敢えて怠らない点であろう


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■ 司馬遼太郎(作家)

 □『21世紀に生きる君たちへ』より

   「人間は、自然によって生かされてきた。
    古代でも中世でも自然こそ神々であるとした。
    このことは、少しも誤っていないのである。

   「人は助け合って生きているのである。

   「自然物としての人間は、決して
    孤立して生きられるようにはつくられていない。

   「人々にとって、志さえあれば、
    暗い箱の中でも世界を知ることができる。

  
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■ ジュリアス・レスター(作家)

 □『あなたがもし奴隷だったら』より

   「何百万のアフリカ人が運ばれた。
    何百万人が死んだか、だれも知らない。
    サメたちのほかは。


   「
他人の痛みや怒りが想像できたとき、
    心に理解が生まれる。心に理解が生まれたとき、
    ひとりひとりの孤独の量は、いくらか減る。


   「
奴隷は、所有者にとって
    ラバ、馬、鋤(すき)、綿の実とおなじだった。


   「
奴隷制度はビジネスだった。
    ビジネスのために、ときには
    人間が売られたのだ。
    儲けるとはそのようなことである。


   「
つかまったらどうしよう?
    連れがケガをしたら?死んだら?
    どうやって餓えをしのごう?
    自由の土地に着いたら、そのあとは?
    どこに住む?どうやって暮らしていく?

    恐怖を乗りこえるには、恐ろしいと思う
    そのことを実行するしかなかった


   「
奴隷制度に終止符を打つために
    始まった戦いが その目的をとげるには、
    その制度によって もっとも苦しんだ者が
    戦い、死ななくてはならなかった。
    黒人たちはそれをしたのだ


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■ 親鸞(浄土真宗の祖)

 □『歎異抄』より

   「本願を信ぜんには、他の善も要にあらず

   「
善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや

   「
本意、悪人成仏のためなれば、
    他力をたのみたてまつる悪人、
    もっとも往生の正因なり


   「
親鸞は弟子一人ももたずさふらう

   「
わがはからいにて
    つくる善にもあらざれば非善という


   「
くすりあればとて 毒をこのむべからず

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■ スティーブン・キング(作家)

 □『小説作法』より

   「作家を志すなら、
    何はともあれ、よく読みよく書くことである。
    そこで自分自身を教え込むことが
    何にもまして貴重な成果を生む


   「
取りかかった作品は、
    完成するまでペースを落とさずに書き続ける。
    毎日きちんと書かないと、
    頭の中で人物が張りをなくす


   「
何事であれ、自分に才能があるとなれば、
    人は指先に血が滲み、
    目の球が抜け落ちそうになるまで
    そのことにのめり込むはずである


   「
どこで何をしていようと、
    作家志望者にテレビはいらない


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■ 瀬戸内寂聴(尼僧。作家)

 □『残されている希望』より

   「戦争はいかなる名目をつけようと人殺しであり、悪である

   「戦争はすべて悪だと、たとえ殺されても言い続けます

   「私は自分の手で探り当て、
    自分の頭で考えて納得したことでないと信じない

 □『ひとりでも生きられる』より

   「男女の恋の決算書は あくまでフィフティ・フィフティ

   「恋を得たことのない人は不幸である。それにもまして
    恋を失ったことのない人はもっと不幸である。

   「愛とは現在にしかないものだ。

 □『愛の倫理』より

   「おしゃれの女は、掃除が下手と見て、だいたいまちがいない

   「妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。
    やさしい心で理解されることを望んでいる。

  
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■ ソクラテス(古代ギリシアの哲学者)

 □『ソクラテスの弁明・クリトン』より

   「彼は何も知らないのに、
    何かを知っていると信じており、
    これに反して私は、何も知りもしないが、
    知っているとも思っていない


   「
魂の探求なき生活は
    人間にとり生甲斐なきものである


   「
人は、何人に対しても
    その不正に報復したり
    禍害を加えてはならないのだ


   「
殺されるかまたは
    他の憂き目に遭わなければならない
    などということは、
    不正を冒すよりも遥かにましなのだ


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