司馬遼太郎の名言2と3(8月7日生まれ)


「人間は助け合って生きているのである。」

「自然物としての人間は、
 決して孤立して生きられるようには
 つくられていない。」

   出典:『対訳 21世紀に生きる君たちへ』、
         司馬遼太郎、朝日出版社、P14より


     司馬遼太郎さんは、この本の冒頭で、
     「21世紀というものを見ることができない」(P6)
     と、自身のことを語ります。

     ただ、それは現実の肉体のことであって、
     心の中では、21世紀を見ていたと、私は思います。


     なぜなら、21世紀の日本人は、
     (…否定的なコトは、書くのが好きではないのですが)
     司馬さんの言葉とは、逆の生き方をしている、
     そんなニュースが多いからです。

     21世紀の日本人の生き方が見えていたからこそ、
     司馬さんは、上記の言葉を書いた。
     私はそう思うのです。


   
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