吉田松陰の名言13(8月4日生まれ)


「末の世において道義を実践したならば、
 必ずその時の人々から、
 極端だといわれるであろう。
 もしまた、世人から極端だと
 いわれるくらいでなければ、
 決して道義ではないのであって、
 すなわち世俗に同調し
 濁った世に迎合したものにすぎない」

   出典:『講孟箚記(上)』、吉田松陰、
       近藤啓吾 全訳注、講談社、P370より


     これは、吉田松陰だからこそ、
     言える言葉のような気がします。

     ここでご紹介している名言は、
     『講孟箚記(上)』から引用していますが、
     これは、松陰が犯罪者として投獄された時に、
     牢獄の中で、囚人とともに『孟子』を研究した
     内容を記した書物なのです。

     それこそまさに、道義の実践ですが、
     思わず鳥肌が立つくらい極端で、
     とても現代では考えられないことです(^^;)。


      
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