水上勉の名言2(3月8日生まれ)


「ぼくらのいのちは、
 大ぜいのいのちの一つだ・・・
 だから、だれでも尊いんだ」

   出典:『ブンナよ、木からおりてこい』、
          水上勉、新潮社、P184より


     食べながら生きている以上、
     たくさんの“なにか”の“いのち”が、
     私たちの中に生まれ変わっています。

     結局、お互いに 生まれ変わり合い、
     大きな一つの命を生きている。
     だからみんな尊いのだという、
     非常に分かりやすい主旨です。

     子ども向けの作品ですが、
     幼少をお寺で過ごした著者らしい名作だなぁ…
     と思います(^o^)。


      
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